歌詞
鳥籠 - 小林未郁 (こばやし みか)
词:小林未郁
曲:小林未郁
狭く薄暗く湿ってる地下の部屋
光が差す窓は切り刻まれ
白い足首は鎖が巻かれて
歩くのも簡単じゃない
ここにいる訳は知らないけど
これが私の世界なの
夕日に晒され堕ちてゆく
鳥のように
空に何にも描けなくなった
ああ 一つずつ遠い記憶を
辿って思い出しかけたのに
扉 蹴飛ばす乱暴な音
影絵に埋もれて途切れる息
それが誰だか知らない
懐かしい人ね それは分かる
錆びた車輪が鼓膜に刺さって
あなたの左手 右手で探す
指を絡めて空気の底に沈んで
溶ける意識で赤い花を見た
あなたの声が歪んでゆく
どこにも行かないで
手を離さないで
籠の中なら明日も生きていられる
何故?大空を鳥は飛びたがる
記憶の糸はもう辿らない
扉を開けないで
私を忘れて